どうも、KOBAです。
今回は
デビルビス ルナ2i 245
について
僕なりの視点で記事を書いていきます。
この記事では
・デビルビス ルナ2iってどんなガン?
・デビルビス ルナ2iのデメリットは?
・他のガンとの比較が知りたいな
こんな疑問に答えて行きます。
✔️記事の内容は
- デビルビス ルナ2i の評価すべきポイント3つ
- デビルビス ルナ2i のデメリット3つ
- 主要メーカー2社と比較してみた
- まとめ
こんな感じです。
この記事を書いている僕ですが、
塗装歴が11年で
特にスプレーガン大好きです。
年間の塗装台数が500台以上の
メーカー主催の全国大会社内選抜選手です。
こんな僕が解説していきます。
それでは行きましょう!
デビルビス ルナ2i の評価すべきポイント3つ
まず、デビルビスの公式HPの解説はこちらです。
超薄膜フラット254-新開発
塗布パターンは「超薄膜フラット」、「安定した極小微粒子径」、「ワイドパターン」にて、より塗装ムラ発生が軽減され、より高意匠仕上が容易に実現できます。ペインターの多岐にわたる”要望に応える”
「カラークリア」や「キャンディ」、「高輝度メタリック」といった高度な技術が要求される塗装が増えています。 ” デビルビス伝統の技術” を進化させ、さらなる高性能化を実現させ新たな領域に「iシリーズ」を誕生させました。今までできなかったことが” できる”、今まで困難だったことが” 容易” になります。
CFT ランズバーグ公式サイトより引用
今までいろいろなスプレーガンを使ってきましたが、
そんな中で感じた
”デビルビス ルナ2i 254”
の良い部分を自分なりの視点で解説していきます。
薄膜フラットな塗膜
今までのデビルビスのガンは
良くも悪くも
”膜圧が着く”
感じのスプレーガンでした。
ドバッと一気に出てシッカリと膜圧がつく
そんなイメージです。
正直、僕の塗り方には少し合わないかな〜
って印象でしたが、
ルナ2iの
薄膜フラットなパターンに惹かれて使ってみると
今までのイメージとだいぶ違う。
デビルビスにしては塗料の着きが物足りない感じで
”超薄膜”
になってるんだろうな〜って印象です。
実際、
トヨタのカラークリヤー塗色 3T7 エモーショナルレッド
を塗ってみても
ライトで確認して、特に目立ったムラは出ておらず、
まさに
ガンの説明通り
今まで困難だったことが” 容易”に
って感じです。
ブロック塗装でも
ボカシ塗装でも
変なクセもなく
かなり塗りやすかったです。
今までのデビルビスが好きだったペインターさんには
もしかするとイマイチかもしれませんが、
僕みたいに
ガン距離が近くて
微粒化が効いてて
パターンが広いガン
が好みなペインターさん
には好評かと。
微粒化が良くなった
これもデビルビスの特徴かもですが、
”塗料の粒が大きめ”
って自分は感じてます。
それが
ルナ2i
では改善というか、今までよりも微粒化を効かせてるな〜
という印象です。
そのおかげか、
塗装している最中の
塗料の”濃淡”
や
”ムラ”
が少なくなってます。
まさにカラークリヤー塗色を塗るときには
この”濃淡”と”ムラ” が少ないことが仕上がりを良くするポイント
になってくるわけですが、
それが少ないのは、
さすがカラークリヤー対応スプレーガン
を謳ってるだけはあるな、と。
実際塗っててもかなりストレスなく塗れました。
カッコいい
この項目は完璧僕の好みの話ですw
僕はスプレーガンが大好きな訳ですが、
性能に興味があるのはもちろん、
同じくらい”見た目”
が自分の中の重要項目なんです。
その点に関して
ルナ2iはとてもいいです。
もともとルナシリーズの”テフロン加工”
のボディーは
『ガンはいつもキレイに』
が、もっとうの僕にはうってつけの機能でした。
とにかく塗料が落ちやすく、
『他のメーカーでもこのボディーにしないかな〜』
と思ったほど。
それプラス、ルナ2iは
細かい部分の色使いがポイント高いです。
エアキャップの色具合は鮮やかでいい感じだし、
エアキャップのネジ部分がルナマーク2は
シルバーだったのに対して、
ルナ2iは黒で、ボディー色と合っているのが素敵です。
特にこの部分
はキャップの赤と色を同じにしてくるあたり
スプレーガン好きを理解してくれているな〜
と感じます。
デビルビス ルナ2i のデメリット3つ
ここまで、メリットばっかり書いてきました。
しかし、購入にあたって、
やっぱり失敗はしたくないと思いますので、
ここでは僕が感じた”デメリット”
について書いていきます。
もう少し微粒化して欲しい
上の解説で『微粒化がよくなった』と
書きましたが、
あくまで”今までのルナシリーズ”と比較してって事です。
明治と比べるとまだ塗料の粒は大きいですし、
僕の好みだけ言えば
あと少しだけ細かいと最高です。
もしかしたら、
デビルビスのコンセプトで、
あのくらいの粒の大きさにしているのかもしれません。
他と比べて、ボカシやすさなら僕が実際使った感じでは
一番使いやすかったので、
もしわざとあのくらいの粒の大きさにしているのならすいません!
ガン距離が離れると途端にイマイチになる
推奨ガン距離と言うものがあるんで、
これは仕方ない事かな、と。
けど、ちょっとシビアな気がします。
推奨ガン距離より近い分には全く気になる事もなく、
いい感じで塗料が着いてくれますが、
離れた途端、急にイマイチに感じました。
体感で20〜より遠いイメージですね。
塗料分布がバラけ過ぎって感じです。
吐出量を変えればクリアする事ですけど、
逆に距離が近くなった時に塗料が着き過ぎて
フルウェットになってしまっては安定して塗れません。
僕的にはこの部分が少し使いずらいかな〜
という印象です。
軽すぎる
大体の人はこれはメリットですよね。
塗料を入れても軽く感じるのは素晴らしい利点なのは
理解してますが、
僕には軽過ぎはデメリットなんです。
理由は、ある程度の重さがないと自分の塗るリズムが安定しないから。
普段からルナ2iのような軽いガンを使ってれば問題ないですけど、
大型のセンターカップのガンや
他社のスプレーガンを用途に分けて使ってるような自分には
重量の差があり過ぎて
ガン運行が早くなってしまいます。
まぁ、ルナシリーズだけ使ってれば何のデメリットでもないですし、
むしろメリットです。
なので、これに関しては
僕個人に限ってのデメリットかな〜と
いう感じです。
主要メーカー2社と比較してみた
ルナ2iだけの感想だと、
イマイチイメージが伝わらないので、
いろいろ使った経験から
他のメーカー2社のスプレーガンと比較してみます。
購入の参考になってもらえると幸いです!
アネスト岩田 kiwami RT
こちらもカラークリヤー対応ガン。
良い感じの微粒化
と
ワイドパターンがポイントです。
アネスト岩田 kiwami RT
塗料の着き具合: 同じくらいかRTの方がいい
ガン距離: RTの方が近い
パターン: 推奨ガン距離が違うけど、使った感じルナ2iの方が開くかな?
ムラの出かた: 適当に塗っても出づらいのはRT
ボカシやすさ: 同じくらい
見た目: ルナ2i テフロン加工が素敵
細かい箇所のパーツまで気にしてる辺り好印象
同じカラークリヤー対応ガンなんで、
性能的に似たり寄ったりな部分が多いです。
どっちが良いかは結構好みに寄るかな〜って感じです。
ガン距離が近いならRT
遠目ならルナ2i
そんな印象です。
明治 ファイナー2プラス
カラークリヤー専用ではないけど
今一番明治でトータル性能が高いと感じるスプレーガン。
塗り手、塗り方次第でいろいろと対応できる便利なガン。
塗料の着き具合: ルナ2iの方がいいかな
ガン距離: 同じくらい
パターン: 使った感じ明治の方が開くかな?
ムラの出かた: 適当に塗っても出づらいのはルナ2i
ボカシやすさ: そのままのエア圧ならルナ2i
でも塗り方次第だけど結構遠くまで塗料が飛ぶ
もし、ドロップさせてボカすなら絶対明治
見た目: ルナ2i
テフロン加工のボディーか素敵すぎる
細かい部分にカラーパーツを使う辺り
見た目にも気を使ってる印象
楽に塗って良い仕上がりにしたいならルナ2i
自分で塗り込み具合や、腕でいろいろカバーしたいならファイナー2プラス
って感じです。
ルナ2iはオートマ車な印象で、
ファイナー2プラス はマニュアル車な印象かな?
まとめ
だいぶ個人的な見解も入ってしまったので
参考にならなかったらゴメンなさい!
けど、
勘違いして欲しくないのは
全体としてはとても良い製品なのは確かです。
微粒化・パターン・塗料分布・価格
どれを見てもデビルビスのサイドカップで
今選ぶなら ルナ2 i ですね。
この性能でこの値段なら文句ないですよ。
あくまで、デメリットの感じたのは
僕の場合って事なのでご理解いただけると幸いです。
より詳しい事や商品の説明が気になるあなたは
デビルビス ルナ2iからどうぞ!
最近のスプレーガンの性能の向上は本当に素晴らしいので
こんなガンが増えてくれるとスプレーガン好きとしては
とてもワクワクしますね!
参考までに下に僕のセッティングを載せておきます。
良ければ参考にしてみて下さい。
他にもスプレーガン関係の記事載せてますので、
良かったらのぞいて行ってください!
【比較もあるよ】明治ファイナー2プラスの評価ポイント3つ
【比較あり!】アネスト岩田 kiwami RT ってどんなガン?使ってみた感想
それでは!
デビルビス ルナ2 i 245
吐出量:2.5回転
パターン:全開
エア圧:1.5~1.8
使用塗料
イサム 塗料 アクロベース(溶剤)
ベースコート: 希釈率60%〜80%