【腕が良ければいい!】は間違い!?職人がスキルだけあってもダメな理由

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どうも、こばです。

 

僕は職人系の仕事をしてまして、
そこでよく言われてることが

「腕が良ければ仕事はある」

みたいなことなんですよ。

 

色んな職人と話してて

「スキルあれば仕事に困らないっしょ!」
「手に職なんだから大丈夫だって」

的なこと言ってる人って
ビックリするくらい
多いんです。

 

僕的にこの考えにはちょっと違和感があります。

 

本当にスキル”だけ”あれば大丈夫なの?
手に職あれば安心なの?

って僕は思うんですが、
その理由ってのが

 

・スキルだけ伸ばしてもダメじゃない?
・知ってもらわなきゃ意味がない
・マーケティングを学んだほうがよくない?

 

この3つです。

 

個人でビジネスやってると
ほんとに集客とか
認知って部分でまじに苦労します。

 

その経験からの考えなので、
最後まで読んでもらえると嬉しいです。

 

スキルだけ伸ばしてもダメな理由

 

まず、スキルだけ伸ばしてもダメだよなーと
僕が思う理由ですが、

「プロなんだからスキルがあるのって当たり前じゃね?」

って思うからなんです。

 

仕事してる以上
それって報酬をもらってるわけで、
その分野のプロなわけじゃないですか。

 

その人が素人さんにスキルで劣るってのは
そもそもプロとしてどうなの?
って領域で、

だから、僕からしたらスキルはあって当然なわけです。

 

となると、スキルだけ磨いても腕がいいプロなんて
探せばどこにでもいるんですよね。

 

そのなかでも、
特別スキルがあれば確かに口コミで広まって
スキルだけで求められる人材になるかもしれませんけど

それってかなり稀なケースで
大抵はその他のプロと一緒にされてしまいます。

 

で、ビジネス的なことを言えば

お客さんからしたらお店を構えて
仕事してるってことはプロだと言ってるのと同じですから
ぶっちゃけどこでもいいんです。

 

僕らの業界でも
腕の良し悪しは確かにありますけど、
お客さんからしたら

 

「ちゃんと直してくれればどこでもいい」

ていうのが本音だと僕は思ってて、

「そこのお店じゃなきゃダメだ!」

って選ぶ理由がないんですよ。

 

だから、
自分のスキルがどれだけ優れてるとか
何かで差別化したり
付加価値をつけないと

いっぱいあるお店から自分のところを
選んでもらえないんですよね。

 

それってスキルだけあれば大丈夫って
考えからはちょっと
離れてるんじゃないの?
と思うわけです。

 

知ってもらわなきゃ意味がない

 

なので、ようは
「知ってもらわなきゃ意味ないよね」
って話なんです。

 

これは、実際に僕が
個人ビジネスをやってみての
経験からの話です。

 

僕は塗装に関しては
そこそこの年数経験してまして、
スキル的にも
お客さんから満足してもらえるような
ものは持っています。

 

で、自分のスキルを活かして
何かできないかなーって考えて

 

「個人で仕事を受けよう!」

 

と考えたわけなんですけど
それがなかなか上手くいかなかったんです。

 

だって、

「自分のやってることをどうやって広めたらいいのか?」

「どうやって自分を知ってもらえればいいのか?」

右も左もまったくわからなかったんです。

 

知ってもらわなきゃ
そもそもオーダーを
もらうことなんてできないし、

お客さんが自分に頼もうって
選択肢を持ってもらえないわけです。

 

そのときに

「あ、技術的なスキルがあっても
それを広めるスキル
知ってもらうスキルがないと
結局、仕事ってこないんだ・・・」

 

当たり前すぎるくらい
当たり前のことに
気づいたんですね。

 

そこから、職人であろうと
なんであろうと、

「広めるスキル」

「知ってもらうスキル」

が重要なんだな、と
根本的に理解することができました。

 

マーケティングを学んだほうがよくない?

 

そこで、
どうやってそのスキルを身につければいいのか?

と調べていたら、

「マーケティング」

が出てきたんです。

 

マーケティングの定義って
まじで人それぞれ言ってることが違うし、
本に書いてある内容もそれぞれ違ったりしてるんですよ。

 

僕的には
「いい商品をたくさんの人に届ける方法」
が一番しっくりくるかな、と。

 

いざ、本を読もうと思っても
たくさんありすぎて

「どれ読んでいいのかわかんねー・・・」

的な状態になりまして、
結局、ネットで調べたり
Amazonランキングから気になったのを読んだりしてました。

 

まあ、どの本もページ数多くて
もともと本を読んでなかった僕からしたら

「まじつらい・・・」

って感じでしたけど、
読んでうちに僕なりの

「共通点」

があるのかな?
と感じまして、それが

 

・顧客の悩みを知ること
・何が求められてるのか考える
・自分が提供できる価値は何か?

この3つが大事なのかな?と

 

ちょっとマーケティングを勉強したことがある人なら
当たり前のことかもですが、
まったく知識がない僕からしたら

「なるほどなー」

って感じる学びです。

 

顧客の悩みを知ること

 

お客さんがいまどんなことで悩んでいるのか?
なんですけど、

直接的にわかるものと
お客さん自体が何が悩みなのかわかってない状態が
あるみたいで、

それをしっかり把握して、
悩みを解決する方法を提案して行くみたいな流れですね。

何が求められてるのか考える

 

単純にお客さんが何を欲しいと思ってるのか?

です。

 

直接的にこれが欲しい!

と思ってることもあれば

言われてみたら、それ欲しかったかも!

なんてお客さん自身が気付いてないパターンもありますよね。

 

専門用語で言えば「マーケットイン」です。

 

マーケットインとは?

1980年代、高度経済成長期が終焉を迎えようとしていた日本では、
生活必需品を始め多くの製品群で大量生産技術が高度化し、
製品の供給量が需要量を上回り、市場が飽和するようになっていた。
生き残りを図る多くの経営者は
「消費者がより必要とするモノを提供する」
という事業方針へ舵を切った。
このような考え方が後にマーケットインと呼ばれるようになった。

Wikipediaより

 

ようは、自分のお客さんがいる市場をよく見てみて、
お客さんが何を必要としているのか?

それをしっかり把握する。

ってことです。

 

自分が提供できる価値は何か?

 

これは、
自分がお客さんの
どんな悩みを解決できるのか?

ってのに変換することもできます。

 

自分の強みは何か?
どんなことを提供できるのか?

それを客観的に考えることですね。

 

僕の場合だと

人ができないようなスキルを提供できる(塗装)
それを使って色んなものに付加価値をつけられる。
(色んなものに塗装することで、新しい価値を提供できる。)

とか

Webの知識を使ってお客さんの悩みを解決できる。
Webを使って商品を広めることができる

こんなとこですかね?

 

この3つをちゃんと意識・理解して、

自分がいる市場のお客さんに
提案、提供できれば

市場から反応が返ってきて
そこからどんどん広まって行くことがわかりました。

 

まあ、マーケティングの考え方は人それぞれで
正解は正直わからないんですが、

僕が読んだ本で理解できたのは
こんな感じの内容でした。

 

まとめ

 

こんな感じで、

いまの市場ってほんと
いろんな情報が飛び交ってて、

自分のことなんて
誰も気に留めてくれないのが現実です。

 

だから、いかに自分に興味を持ってもらえるか?

が重要になってきているんだなーと
実感してます。

 

自分には何ができて
どんな人で
どんなことを提供できるのか?

それが大事なんですね。

 

スキルだけじゃイマイチな理由、
少しはお役に立ててたら嬉しいです。

 

これからもどんどん学んで、
学んだことを読んでくれてるあなたに
価値提供できればと思います!

 

今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは!

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